AFF東京 日本需要に照準、300社集結

2026年09月17日 (木曜日)

 ファッションOEM・ODM展示会の「第49回AFF・東京2026秋」が16日、東京ビッグサイト西3~4ホールで開幕した。

 18日まで。1万1千平方㍍の会場に、中国をはじめ東南アジアなどから約300社が集結。初めてペット用品のエリアも設置した。高機能や環境配慮、小ロット生産など日本企業のニーズを捉えた提案で商機をつかむ。

 会場は「ニットアパレル」「布帛アパレル」「インナー」「素材・副資材」「東南アジア工場」「ペット用品」など、分野ごとに区分けし、中国企業を中心にブースを構えた。

 高価格帯の機能性衣料品に強みを持つ青島華裕安服装は、シャツを中心に打ち出した。山東省に自社工場を構え、生地から縫製まで一貫生産が可能だ。現在の取引先は中国企業が中心だが、日本や欧州での新規開拓を進めている。担当者は「昨年AFFに出展し、1社との新規取引が成約したので、今回展でも新しい顧客を獲得したい」と意気込む。

 ブースには竹の繊維を使った素材のシャツや、自宅で洗えるウール素材のシャツなど環境対応や機能性に優れたサンプルを展示し、アピールした。

 QINGDAO BRIGHT GARMENTは、犬用ペットウエアを提案した。AFFへの出展は今回で3回目。「ペット用品エリアが新設されたので、集客アップに期待している」と担当者。山東省に自社工場を置く。取引先は日本と欧州が半々。「日本でのペット人気が後押しし、日本との取引は伸びている」という。ブースにはデニムや接触冷感機能を備えた素材の犬用ウエアのほか、散歩時のレインウエアを並べた。

 ミャンマー弘源国際時装は、日常着やスポーツウエアなど幅広く提案した。日本向けが100%で、東京に事務所も設けている。遼寧省・大連とミャンマーに自社工場を構える。2025年の全生産量の6割が大連、4割がミャンマーだが、「ミャンマーでの生産量が堅調に増え続けているため、26年は逆転するだろう」とみる。大連工場では百貨店向けや小ロット製品を生産し、ミャンマーとのすみ分けを図る。