繊維ニュース

ニトリHD26秋冬/コーディネート強化/機能性衣料も拡充

2026年09月25日 (金曜日)

 ニトリホールディングス(HD)は26秋冬、ニトリ、デコホーム、Nプラス、島忠で新商品を7千アイテムほど投入し、新商品比率を約35%に高める。24日の展示会では、このうち約420アイテムを公開。26春夏展示会で示した「新商品比率40%」に近づけ、売り場刷新による客数回復の流れを加速する。

 最大の柱は、ニトリのコーディネート強化。欧米並みの空間提案を目指す八つのトータルコーディネートを展開し、家具、ホームファッション、家電を横断した総合提案を追求する。似鳥昭雄会長兼CEOは、「トータルコーディネートはニトリの原点の一つ。この10年停滞していたが再度注力し、先行する米国をあと5年で追い越したい」と話した。

 9月上旬から20店舗で「ヴィンテージスタイル」を展開しており、10月からナチュラル、11月には北欧や和モダンなど6スタイルを加える。大型店を中心に提案力を高め、ライフステージや世代特性に合わせたコーディネートを打ち出す。

 繊維関連では、機能性衣料の拡充が目立つ。帝人フロンティアと共同開発した“身につける化粧品”をうたう「Nキレイ」からは、寝装品に加え、ルームウエアやパジャマ、手袋、靴下などが登場。一般医療機器のリカバリーウエア「Nミラク」にもパジャマが加わった。

 島忠も一般医療機器届出済みのリカバリーウエア「Sミラク」を投入した。繊維に極小セラミックスを練り込み血行促進を図る。約50店舗で発売済みで、外出を意識した豊富な色展開も好評。売れ行きは好調という。

 寝具では、保湿成分入りの「Nうるる」が残暑の中でも動く。暖かさに次いで要望の高い肌触りを重視した点が評価された。「Nウォーム」とNミラクを融合した極暖タイプも登場し、秋冬寝具は暖かさに新たな価値を加え訴求する。圧縮梱包(こんぽう)のベッドフレームも投入した。