PFASフリーの高機能樹脂/帝人
2026年10月01日 (木曜日)
帝人は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)コンパウンド樹脂「ソルフィガ」で、有機フッ素化合物(PFAS)を使用せずに優れた摺動(しゅうどう)性を持つグレードを開発した。高い耐摩耗性も兼ね備え、自動車、産業機械、電気・電子機器などの部品での環境負荷低減と高性能の両立に貢献する。
同社は、PFASフリーで摺動性を持つ高機能樹脂としてポリブチレンナフタレート(PBN)樹脂を展開しているが、顧客が求める環境負荷低減と性能維持の両立という課題を解決するため、ソルフィガの炭素繊維強化タイプとアラミド繊維強化タイプについて、今回の摺動グレードを開発した。
新開発品は、PBN樹脂と同様にアルミニウムなどの金属部品を傷つけにくいという特徴を持つ。炭素繊維強化タイプは高強度・高剛性を生かし、高負荷条件下で使用される部材向けのラインアップを展開する。アラミド繊維強化タイプは、柔軟性を生かした用途を狙う。





