ごえんぼう

2026年10月21日 (水曜日)

 自宅近くで分譲されている新築戸建て価格が1億円を超えた。都心でも、大阪市内でもない。大阪中心部へのアクセスが一時間圏内での話だ▼少しゆとりのある広さとはいえ、ここ5年ほどの値上がりが著しい。建築費が高騰し、住宅ローン金利も上昇している。資産に余裕がある一部の人以外には、もはや高嶺の花と言ってよい▼建築業界では今、「建築3Dプリンター」が注目されている。建物の設計データを基に、セメント系や樹脂系の材料を積層して構造体を形成する。施工の多くを自動化でき、人手不足の解消や建築コストの削減が期待される▼建築3Dプリンター用の繊維補強セメント複合材料も開発されており、繊維の用途の一つになる。建築基準法などの法規制や安全性評価の枠組みがまだ整いきっていないことで3Dプリンターハウスの普及はこれからだが、高騰する住宅の救世主になり得るのか、注目したい。