東洋紡せんい/リサイクル綿糸で新展開/アパレル端材から再生
2026年10月21日 (水曜日)
東洋紡せんいは、リサイクル綿糸「さいくるこっと」で大手アパレルとの連携を深めている。取り組み先のアパレルから製造工程で発生する端材を回収し、糸・生地に再生する。このほど東京都内で開催されたファッションビジネス展で紹介した。今後の本格展開を目指す。
さいくるこっとは、従来の反毛とは異なる開繊方式を採用しているため繊維長が維持でき、高品位なリサイクルコットン糸や細番手糸が生産できる。新たに連携先のアパレルから端材を回収する取り組みを開始した。
リサイクルわた20%混の細番手糸を使った高密度織物を生産した。ファッションビジネス展示会「FaW TOKYO(ファッションワールド東京)」では、この生地を用いたコートを紹介した。生地の風合いや質感などが来場者の注目を集めた。
そのほか、鞘部にポリエステル、芯部にビスコース繊維を配した2層構造糸「さらすう」も提案した。インナーやアウター、靴下など、幅広い用途での採用を狙う。
FaW TOKYOに共同で出展した御幸毛織(名古屋市西区)は、長短複合紡績糸「マナード」のバリエーションを訴求した。今回は、ウールと合繊のマナードと和紙糸を合撚したタイプなどを打ち出した。長短複合糸の特徴を生かしつつ、和紙糸が持つ表面感による上品な糸質を表現した。





