ごえんぼう

2026年10月22日 (木曜日)

 インフラを狙い撃つサイバー攻撃が急増している。企業のセキュリティー対策が甘い日本は、国際犯罪集団からブルーオーシャン(競合が少ない未開拓市場)とみなされている▼ローソンでは約215万件の個人情報漏えいが判明。JR東日本でも、外部クラウドへの攻撃を受け、約206万件について会員情報漏えいの可能性が浮上した▼警察庁によると、2025年のランサムウェア被害は226件。経済産業省も国内で相次ぐ情報漏えいに警鐘を鳴らす。もちろん日本のファッション企業も無縁ではない▼通販サイトの停止は売り上げを奪い、情報流出はブランドの信用を傷つける。ファッション企業は毎シーズン、流行を先取りし、価値を高めようと知恵を絞る。ところが、顧客情報を守る備えが流行遅れでは笑えない。新作の発売日は厳守しても、安全対策が「来シーズンから」ではハッカーにまで先行予約を許すことになる。