特集スクールユニフォーム(8)/菅公学生服/暑さ対策に新たな選択肢/ポロシャツなどに高い要望

2026年10月22日 (木曜日)

 菅公学生服(岡山市北区)は、制服のある小中高校に通う子供を持つ母親1213人を対象に、夏制服の着用状況や学校の暑さ・熱中症対策に関する調査を実施した。学校の対策について約6割が肯定的に評価した一方、約3割は不十分と回答。学校に採用・許可してほしい服装やアイテムでは、ポロシャツや体操服での登下校が上位となり、日傘やハーフパンツなど、従来の学校生活では一般的でなかったアイテムへの要望もみられた。

 学校の夏の暑さ・熱中症対策については、「十分に対策ができていると思う」が10・0%、「ある程度は対策ができていると思う」が49・8%で、肯定的な回答は計59・8%だった。校種別でも、小学校65・6%、中学校61・9%、高校55・9%と、いずれも半数を超えた。一方、「あまり対策ができていないと思う」は24・0%、「全く対策ができていないと思う」は6・3%で、計30・3%が対策を不十分と感じていた。

 学校に採用・許可してほしい服装やアイテムでは、ポロシャツが36・9%で最も多く、体操服での登下校が35・9%で続いた。水筒・マイボトルは30・3%、日傘は27・0%、帽子・キャップは24・6%だった。制服の着用ルールを柔軟にし、通気性や動きやすさを重視した服装を認めることに加え、登下校時の日差しを避けるためのアイテムなど、幅広い対策が求められている。

 男女別では、男子はポロシャツが39・6%、体操服登校が38・9%で、いずれも女子を上回った。女子は日傘が35・1%で最も高く、ポロシャツが34・4%、体操服登校が33・0%と続いた。日傘のほか、ハンディ扇風機やアームカバーなども女子の回答割合が高く、求める暑さ対策には男女差が見られた。

 一方、ボトムスでは、膝が出る程度の丈のハーフパンツを希望する割合が男子14・8%、女子14・1%となり、男女ともに1割を超えた。トップスの素材や形状を工夫するだけでなく、下半身の涼しさや動きやすさにも関心が向けられている。制服の選択肢を広げる際には、性別による違いにも配慮しながら、子供が快適に過ごせる服装を検討する必要がありそうだ。

 調査は2026年7月、インターネットで実施した。対象は全国の小中高校生の子どもを持つ母親で、小学生の母親134人、中学生の母親552人、高校生の母親527人が回答した。