往来
2026年10月23日 (金曜日)
「大阪に貴重な美術品・文化財が残っているのは紡績業界のおかげ」と話すのは大阪市立美術館の内藤栄館長。収蔵する中国書画の阿部コレクションは東洋紡社長だった阿部房次郎が収集したものであり、日本美術・東洋美術の武藤山治コレクションは鐘紡社長だった武藤山治が集めたもの。このほど武藤山治の嫡孫である故武藤治太氏から与謝蕪村の文人画の最高傑作「夜色楼台図」(1幅 江戸時代 18世紀)など国宝2件、重要文化財4件が新たに遺贈された。「公立美術館でこれだけ国宝を収蔵しているところは全国でも少ない」。紡績の歴史は大阪の文化の厚みにもつながっている。





