ごえんぼう
2026年10月29日 (木曜日)
日本のレプリカジーンズが、世界の愛好家から高い評価を受けている。主に1950~70年代の米国製ビンテージを手本に、当時の風合いや製法を再現した製品のことだ▼その品質を支えるのは、日本の職人が培ってきた織り、染め、縫製の技術である。旧式のシャトル織機で織る生地、深みのあるインディゴ染め、綿糸による縫製など一本一本に手間と時間をかけることで、独特の表情を生み出す▼「シュガーケーン」「フルカウント」「ウエアハウス」といったブランドは、海外のデニム愛好家にも知られ、日本製ジーンズの存在感を高めてきた。はき込むほどに色落ちし、持ち主の暮らしを刻んでいく点も、その魅力の一つだ▼単なる懐古趣味ではない。古き良きものを研究し、品質を追求する姿勢こそレプリカジーンズが国境を越えて愛される理由だ。先日、都内でウエアハウスのジーンズを物色した。やはり所有欲をそそられる。





