ごえんぼう
2026年11月06日 (金曜日)
そろそろ大掃除が気になり始める時期。最近は生活感を残す「ミディマリズム」志向が世界的に広がっているという。イケアの調査で分かった▼日本人の約8割が収納を意識する一方、「整理されている」と答えた人は39%にとどまった。片付けにくい場所の1位は「キッチンキャビネット・引き出し」で、散らかりが家庭内の緊張や口論の原因になることも示された。完璧に片付けたい気持ちと、現実の暮らしとの間にギャップがある▼他国も同様のようだ。ミニマリズムより、ほどよく整い生活の気配が感じられるミディマリズムが支持される。日本でも44%の人が好み、思い出や思い入れから物を持ち続ける人が多い。整然とした家より、自分らしい家に安心を求める傾向が強まる▼収納は暮らし方を映す。大掃除の季節こそ、物を減らす工夫より、ミディマリズムの視点で「心地よい散らかり方」を探る好機かもしれない。





