東洋紡/繊維営業益2・7倍
2003年11月14日 (金曜日)
東洋紡の9月中間決算は、1・9%の減収となったものの、営業利益が40%、経常利益が84%、純利益が59%のそれぞれ大幅増になった。繊維事業と化成品事業が増益に大きく貢献した。
繊維事業売上高は、汎用衣料用途向けの減収により、5・3%減となった。これで繊維比率は47%へ低下した。しかし営業利益では2・7倍の大幅増を達成。エアバッグなどの産業資材事業の拡大、日本エクスラン工業などの関係会社の収益拡大や、紡織3工場を6月に閉鎖したことによる固定費の減少、汎用品販売の縮小などが増益につながった。単体繊維事業でみると、社内管理基準に基づく経常損益が、12年ぶりに黒字に転じた。「繊維の構造改善は、最後の仕上げの段階に入った」と津村準二社長は語る。
通期では、売上高3770億円、営業利益250億円、経常利益170億円、純利益75億円を予想。予想通りになれば、3年ぶりに純損益が黒字化することになる。




