資料を読む/日本化学繊維協会 03年度化学繊維ミル消費量調査

2004年07月08日 (木曜日)

落ち込み幅は小さく

 日本化学繊維協会は03年度の化学繊維ミル消費量調査結果について取りまとめた。同協会の調査委員会市場調査分科会がまとめた。

 化学繊維のミル消費量の推移を示したもの。これによると03年度のミル消費量は99万6000トンとなり、前年比1・0%減と02年度に比べ落ち込み幅は縮小した。

 ミル消費量のうち国産品と輸入品の比率を示したもの。03年度の輸入比率は前年度の19・3%から22・8%に拡大した。数量ベースでは、国産品が76万9000トンと前年度比5・2%減っているのに対し、輸入品は22万7000トンと16・9%増えている。

輸入品の使用が増加

 素材別の増減を国産品、輸入品別に示したもの。それによると、ポリエステル長繊維、ポリエステル短繊維は国産品の消費が減少する一方、輸入品の使用は増加した。ポリエステル短繊維は国産品と輸入品を合わせた全体の消費量が前年比減となっていることから、国産品の減少幅の大きさが分かる。ポリエステル長繊維は国産品が減少する一方、輸入品がそれを上回る勢いで増加、全体では微増となった形だ。

 セルロース短繊維は国内生産の縮小から輸入品が増加した。国産品と輸入品を合わせたセルロース短繊維全体での消費は増加している。ナイロン長繊維は国産品が微増となっている一方、輸入品が減少、全体でも前年割れとなっている。