テンタックの上海天徳商標/今期は25%増収
2004年12月20日 (月曜日)
安定した品質や即納で信頼
【上海オフィス】織りネーム・下げ札など付属品メーカー、テンタックの上海製造拠点、上海天徳商標の04年の売上高は前年比25%増える見通しだ。安定した品質や、即日納品できる速さなどが日系企業の信頼感を得ている。現状は日本側が営業、上海は納品との役割分担だが、「独自に営業活動を進めたい」(山口晴樹総経理)と新規開拓も進める考えだ。
上海天徳商標は下げ札やシール、バーコードラベル、ケアラベル、洗濯ネームを生産しており、他の在中グループ会社が織りネーム、パッケージを手掛ける。
対日輸出用衣料品で、価格訴求型の商品などは日系企業が現地縫製工場にこれら付属品の手配を任せることが多いが、中高級衣料品向けは品質の安定度と管理力が優れる日系企業が評価されている。同社では常に全量を検品する。
いったん縫製工場に任せたアパレルが再び日系を見直す動きがあるのに加え、中国への生産地移転で付属品の現地調達の流れが続いており、03年は前の年に比べ35%の増収だった。
年々強まる小ロット・短納期要求にはすでに02年から日本で原版作成・データ送信、中国で生産というシステム構築を済ませており、急を要する場合は受注して即日納品することも可能だ。
現在の顧客は95%が日系企業。人員を徐々に増やし、営業担当は20人を抱えており、今後、欧米向けも含め営業活動を活発化させる。
同社は94年10月にテンタックの全額出資で設立。02年に第2工場を立ち上げ規模をそれまでの2倍に拡大した。05年春には上海の2・5倍規模の工場を青島で稼働させる。




