インターテキスタイル北京開幕/546社参加 日本からは19社

2005年03月31日 (木曜日)

 【上海オフィス】「インターテキスタイル」北京展が30日、開幕した。17カ国・地域から564社が出展しており、海外勢の中ではイタリアから例年通り最多の55社がナショナルパビリオンを設けて参加。前年比大幅減の日本は北部の市場開拓、腰を据えた中国市場への知名度浸透といった狙いで19社(在中国現地法人含む)が参加している。

 日本からは五十嵐貿易や妙中パイル織物、蝶理、瀧定大阪など古参組に加え、モリリン、シキボウなど初参加組が混じる。現地法人は昨秋に本格稼働を始めた小松精練〈蘇州〉、南通帝人、ニチメンファッション、ヤギ、ナクシスらの上海現法らが出展した。

 週末に幕を開けたアジア最大級のアパレル展「CHIC2005」、29日から始まっている「ヤーンエキスポ(第2回中国国際紡織紗線展覧会」「チャイナニッティング(第3回中国国際針織博覧会)」、インナー展「第9回中国国際内衣展覧会」(いずれも31日まで)と合わせ、昨年同様、首都ではこの時期に繊維関連展示会が集中開催、北京の春の風物詩として定着しそうだ。