伊藤忠アパレルが解散
1999年08月07日 (土曜日)
伊藤忠商事・繊維カンパニーは全額出資子会社の伊藤忠アパレル(本社 大阪市中央区、渡辺明社長)を二日付で解散し、営業権と人員をロイネなど伊藤忠の関連会社に移管したことを明らかにした。
伊藤忠は事業経営の効率化を目的に、各分野ごとに事業経営の再編強化を進めてきた。伊藤忠アパレルでは九八年六月にインナー部門を人員込みでロイネへ移管、また今年四月にはレッグニットと服飾雑貨部門をレヴアルへ、さらに七月には婦人・子供服をロイネに移管した。残るヤングカジュアル衣料部門は伊藤忠の取引先数社に移管する予定。
伊藤忠アパレルは一九七五年、衣料二次製品の製造販売子会社として伊藤忠全額出資で設立。九九年三月期決算では百十億円の売上高を上げていた。