伊藤忠06春夏物から「ヴィンス」/ウールン商会通じ販売
2005年09月22日 (木曜日)
伊藤忠商事はこのほど、米国CRLグループ社と「VINCE」(ヴィンス)ブランドのレディースアパレルについて、日本市場における独占輸入販売権、独占製造・販売契約権を結んだ。ウールン商会を総発売元として06年春夏コレクションを皮切りに日本市場で展開する。
ヴィンスは豊富なカラーバリエーションによるシンプルでモダンな上質カジュアルをコンセプトとしたレディースブランド。代表的なアイテムであるカシミヤセーターは32色の豊富なカラーバリエーションを持つ。
02年の米国デビューでは「ヴォーグ」「エル」の2大モード誌が取り上げ、トレンドに敏感な女性の間で瞬く間に人気が高まった。
06春夏から展開する日本市場では、20~30代の上質なカジュアルテーストを愛する女性をターゲットに、全国の有名百貨店、有名専門店で販売を開始する。
主な商品の参考価格は、カットソー8000~1万5000円、ニット9000~4万円、ジャケット2万700~4万5000円、パンツ1万5000~3万2000円、スカート1万5000~2万5000円など。同社では3年後、小売価格で20億円の売り上げを計画している。
27~30日に東京(ウールン商会東京支店)、10月4~6日に大阪(サンライズビル)で、06年春夏コレクションの展示会を行う。