メディカル子会社合弁/旭化成、クラレ

2006年06月02日 (金曜日)

 旭化成メディカル(東京都千代田区)とクラレメディカル(同)は1日、折半出資でクラレのEVOH樹脂「エバール」を用いた医療用中空糸膜の製造合弁「A・Kメンブレン製造」を設立することで、基本合意した。

 本社工場は宮崎県延岡市に置く。資本金4億9000万円。従業員数は約50人で、社長には旭化成メディカルの日吉辰夫常務が就く予定。約25億円を投じて新工場を建設し、08年5月から年間260万本で生産を開始するが、順次増強し、400万本にまで拡大する。