中部地区と協働進める/名古屋藤友会
2006年11月15日 (水曜日)
伊藤忠商事繊維カンパニーが尾州産地など中部地区の繊維関係取引先と組織する名古屋藤友会は13日、名古屋市内のホテルで第6回総会を開いた。伊藤忠からは岡藤正広専務繊維カンパニープレジデント、太田徹常務執行役員名古屋支社長ら繊維カンパニー首脳、名古屋支社幹部が出席した。
同会の岩田仲雄会長(いわなか会長)は開会のあいさつで「これからはますます遊び心のある、レベルの高い商品作りが必要。そのために伊藤忠との緊密な情報共有が重要になる」と指摘。これを受けて、伊藤忠の岡藤専務は先端技術の展開など最近の同カンパニーの活動を説明、「当社は最後まで繊維の看板を守る」と力強く宣言した。
総会後、産地とかかわりの深い繊維原料部などの部長が、部の活動を紹介するとともに出席者に一層の協働を呼びかけた。羊毛の取引などで中部地区と深い関係にあるイトチューウールリミテッド(IWL)日本支社も独自素材など産地活性化につながる取り組みを報告した。